テレカンファレンスシステム(仮称) for Linux

遠隔医療支援システム

(株)アグ・ブレインス・システム


内容


1 テレカンファレンスシステム(仮称)の概要

1.1 テレカンファレンス(TeleConference)

医療機関どうしを結ぶ遠隔診療支援システム。 同時に同じ医療画像を見て会話をしながら診断について直接やりとりします。 連動して動くカーソルを用いたり、 画像に文字や図を書き込む等の補助機能があります

1.2 テレコミュニケーション(TeleCommunication)

医療機関と家庭をつなぎ診断を行います。 在宅患者の心拍数,血圧値,体温などを, 医師が医療機関にいながら的確にリアルタイムで把握できます。 また動画・音声の双方向送受信が可能なので, 患者と医師が互いの様子を画面で見たり話をしたりすることができます。

2 テレカンファレンスシステム(仮称)の特徴

3 テレカンファレンスシステム(仮称)の機能

3.1 治療経過の診断

患者のデータを上下に並べて比較することにより、 治療経過をみることができます。

3.2 過去の症例との比較

データを過去の症例と比較して診断に利用します

3.3 部位の確認

3.3.1 ポインティングによる確認

接続した端末どうしで注目している点をポインティングで確認できます。

3.3.2 マーキングによる確認

ペンにて部位を囲みこむことで位置を確認できます。 (相手端末にも表示されます)

3.3.3 距離測定

2点間の距離を計算し表示します。 (相手端末にも表示されます)

3.4 画像操作

3.5 ウィンドウ値の設定

ウインドウ値とは
CTやMRI画像には、 水・空気・個体によって数値が違うデータが含まれています。 これらを表示するデータ範囲を制限することにより、 骨や内蔵等の診察したい部分のみを強調表示させることができます。 このデータの範囲を指定するパラメータをウィンドウ値といいます。

4 応用例

5 システム構成

5.1 機器構成

PC ディスプレイ 1600×1200で表示可能なCRT
CPU PentiumIII 800MHz以上を推奨
メモリ 512MB以上を推奨
HDD 20GB以上を推奨
ビデオカード 1600×1200 フルカラー対応 メモリ32MB以上を推奨(XFree86対応品)
キーボード 日本語キーボード(PS/2)
マウス 3ボタンマウス(PS/2)
サウンドカード SB Vibra128等(ALSA対応品)
ネットワークカード Linux対応品
ヘッドセットまたはスピーカとマイク 音声通信用
TAルーター
INS64,128kb/s対応品
音声通信にスピーカーとマイクを使用する場合 音声通信にヘッドセットを使用する場合

5.2 ソフトウェア

RedHat 6.2 日本語版以上 OS
ALSAドライバ 0.5.6 サウンドドライバ
Lesstif 0.89.9以上 Motif互換ライブラリOS
Mesa 3.2以上 OpenGL互換ライブラリ
XFree86 3.3.6以上 X Window System
PostgreSQL 6.5.3以上 データベース